年代
17〜18世紀
  技法
螺鈿
沈金
 

  黒漆二十四孝唐草螺鈿沈金八角食籠  
 
くろうるしにじゅうしこうからくさらでんちんきんはっかくじきろう
 
 
■高さ28.7cm ■径29cm
 
 

黒漆二十四孝唐草螺鈿沈金八角食籠
 
     
 

八角形、二段重ねの食籠。深い蓋を付す。総体黒漆塗り。蓋と身の側面を三段に区切り、各面に猪目形の窓枠を設け、螺鈿で二十四孝の図を表す。貝には毛彫りや点彫りを施し細密な文様とする。窓枠外を沈金の鉄線唐草文様で埋め尽くす。深い蓋造りの食籠は、琉球の御供飯(ウクファン)や食籠によく見られる形態である。

 
     
 
     
 

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